2024/04/13 11:37



「白砂糖は化学薬品で漂白されている」

「白砂糖は骨や歯を溶かす」

「白砂糖を摂るとキレやすくなる」


そんな話を聞いたことがありませんか?


白砂糖は身体に悪そうだから、

三温糖やきび砂糖など

茶色の砂糖を意識的に選んでいる方も多くいらっしゃるようですが、

本当のところはどうなのでしょうか。


そもそも砂糖は原料の

サトウキビや甜菜から不純物を除去し、

ショ糖を結晶化(無色透明)したもので、

化学薬品との関連はありません。


白砂糖は、細かいショ糖の結晶に

さらに糖液をかけてしっとりさせたもの、

グラニュー糖は白砂糖より

結晶を大きくしたものですが、

どちらも白くみえるのは

結晶が光を乱反射しているからです。

白砂糖(上白糖)は、

料理やお菓子に甘みを付けるために欠かせない調味料の一つですが、

以下のような点がデメリットとして

挙げられています。


・栄養成分がほとんどない


・胃腸の不調や肥満、疲れやすくなる


・血糖値の急上昇と

 インスリンの働きによる低血糖


・イライラやうつ状態を引き起こす


・身体を冷やす


・骨や歯を溶かす


・依存症になる・・・ などなど


上白糖は、精製の過程で

ビタミンやミネラル、カルシウムが

そぎ落とされます。

精製を繰り返した後で、

ブドウ糖などを含む

「転化糖」をまぶしたもので、

99%炭水化物、

カロリー以外の栄養が

ほぼありません!


上白糖は体内でブドウ糖の形で吸収され、

ビタミンB群の助けをかりて

エネルギーになりますが、

摂りすぎると

ビタミンB群が不足したり。

糖反射(胃腸の働きが一時的に止まる、

便秘になる)が起こり、

胃腸に負担がかかると

いわれています。

上白糖が多く含まれるものを

たくさん食べても、

体内でエネルギーにならず、

なんと!

逆に身体は疲れていくのです。


甘いものを食べると元気になる


とよくいいますね。

『エネルギーが補給された』

というのは事実ですが

血糖値がグィッとあがった状態

『シュガーハイ』の状態で

『元気になった!』と勘違いしてしまっている

だけかもしれません。


では次回もお砂糖について

深掘りしたいと思います✨‼️